本記事では動画制作にかかる料金の相場について解説させていただきます。
映像制作業者を選ぶ際の参考としてご活用ください。
目次
動画1本あたりの料金相場
料金を決める要因を知る
画制作の料金相場について調べると、業者によって価格帯に大きな差があり、結局何を基準に選べばよいのかわからない、といった状態に陥ってしまいがちです。
映像制作は、依頼する内容によって料金に大きな差が出てくるため、「動画制作 1本〇〇〇万円!」のように、明確な定価を設定できないのが現状です。
映像の価格を左右する主な要因として、下記のようなものが挙げられます。
- 映像表現の種類、使用する素材
- 映像の長さ(尺)
- 映像制作に携わる人数
- ナレーションやBGM、字幕など追加要素
順番に見ていきましょう。
映像表現の種類
映像表現の種類には、大きく分けて下記の4種類が存在します。
- イラストやグラフィックで構成されたアニメーション動画
- 撮影した実写の映像を編集した動画
- 3DCGによる立体的な表現を取り入れた動画
- それらの表現手法を複数組み合わせた動画
選択した動画の種類によって価格や工程が異なってきます。
動画に使用する素材(イラストや実写映像など)を一から制作する場合、追加の料金が発生する場合もあります。
映像の長さ(尺)
制作する映像の長さ(尺)によって価格が異なります。
特に3DCGやグラフィック的な表現を用いた動画の場合、動画が長くなればなるほど料金が高くなり、作業時間も大幅に伸びることが予想されます。
例外として、撮影した実写映像にテロップなどを流すのが中心の動画の場合、尺が伸びても料金にはあまり影響しません。
映像制作に携わる人数
映像制作に携わる人数が増えるほど、制作費も高くなります。
実写映像のキャスティングやナレーションを専門の方に依頼した場合なども、多くの人が動画制作に関わるため、料金が高くなる傾向にあります。
制作会社に依頼した場合、大規模な映像の制作が可能な半面、フリーランス(個人)よりも料金が高くなる傾向にあります。
ナレーションやBGM、字幕などの追加要素
制作した映像にナレーションや音楽を流したり、字幕のための文字起こしを行う場合、追加の料金が発生する場合があります。
近年では動画需要の拡大に伴い、商標利用可能な高品質動画用素材サイトなども充実してきているため、目的に合わせて必要な箇所のみを専門の業者に依頼することで、料金を抑えることが可能です。
事例別で比較する料金相場
[店舗PR動画]
映像表現の種類 | 実写動画 |
映像の長さ | 約2分 |
制作範囲 | 企画 撮影 映像編集 |
制作費 | 30万円 |
「新宿ホルモン台湾店」のプロモーション用の2分程度の実写動画です。
企画と撮影・映像編集まで行いました。ナレーションや映像効果を駆使することで、インパクトがありつつもブランドの魅力が十分に伝わるような作りにしています。
[セミナーCM動画]
映像表現の種類 | 実写動画 |
映像の長さ | 約1分 |
制作範囲 | 企画 撮影 映像編集 |
制作費 | 50万円 |
不動産セミナーのCM動画です。
撮影した実写の映像が中心の動画です。
撮影場所や機材、編集箇所を最低限必要なテロップなどに限定することで、比較的安価での制作が可能です。
[採用リクルート動画]
映像表現の種類 | 実写動画 |
映像の長さ | 約3分 |
制作範囲 | 企画 撮影 アニメーション制作 映像編集 |
制作費 | 50万円 |
求人告知用に制作された映像です。
アニメーション表現を用いることでわかりやすく印象に残る動画に仕上がっています。
簡単一括お見積りで動画制作料金を比較してみませんか?
動画制作セレクトは多数の動画制作業者に一括でお見積り依頼を送信します。
案件毎に各制作業者の価格や動画のクオリティをまとめて比較できます。
無数に存在する動画制作業者を探し出し、その都度お見積り依頼を送る手間も必要ありません。
専用のメールフォームから必要事項を記入して送信するだけで、複数の動画制作業者から返信が届きます。